婚約破棄は恥ずかしい?そう思っていた私が立ち直るまでのリアル体験と克服法

婚約破棄ー恥ずかしい 体験談・心の整理

「婚約破棄されたなんて恥ずかしい」——そう思って、中々周りに言えず一人で泣いていた時期がありました。30歳目前、両親への挨拶も終わり、式場も決まりかけていた矢先の突然の破棄。悲しみ、怒り、孤独、そして“恥”という感情に飲み込まれていた私。

この記事では、婚約破棄を「恥ずかしい」と感じていた私がどのように立ち直り、再び前向きに生きられるようになったのか、そのプロセスをリアルに綴ります。

同じように苦しんでいる方へ、少しでも心が軽くなるヒントを届けられたらと思っています。


  1. 婚約破棄を「恥ずかしい」と思うのは自然な感情
  2. 周囲に伝えることの勇気と辛さ
  3. 解決のカギは“時間”と“自己受容”
  4. 婚約破棄は人生の終わりではなく、再スタートのきっかけ

婚約破棄を恥ずかしいと感じていた私の体験

婚約破棄直後、私はこの現実を人に話すことすらできませんでした。恥ずかしくて、みじめで、心がずっと重たかった。その時に感じた気持ちや行動をお伝えします。

誰にも言えなかった「恥ずかしい」という感情

婚約破棄されたとき、まず頭に浮かんだのは「人にどう思われるか」でした。婚約まで進んでいたのに破談だなんて、親にも友達にもなんて言えばいいのか——。

「恥ずかしい」「バカにされる」「みじめ」そんな言葉が頭の中をずっと巡っていました。特に、婚約祝いをしてくれた友人や、準備に協力してくれた家族に報告するのは本当に苦しかったです。

涙が止まらない日々と過去を思い出す夜

夜になると、彼との思い出がフラッシュバックのように押し寄せてきて、涙が止まりませんでした。「なんで?」「どこがいけなかったの?」と、自分を責め続けていました。

一週間で7キロ痩せてしまい、夜も眠れず、スマホを握りしめてはネットで“婚約破棄 立ち直り方”と検索する毎日。

中々写真も消せずどうにか復縁できないか、とまで考えていました。

人生が終わったと思ったけど、終わらなかった

「もう結婚はできない」「私は価値のない人間だ」そう思っていたけど、少しずつ時間が経つと、ほんのわずかですが心が軽くなる瞬間がありました。

思い切って友人に話してみると、「つらいけど、でも結婚する前で良かったじゃん!」と言われたことがきっかけで、少しだけ気持ちが和らぎました。


婚約破棄は人生の再スタートだったと今だから思える

婚約破棄ー時間が解決

婚約破棄は確かに辛く、恥ずかしいと感じるもの。でも今振り返ると、あの経験があったからこそ、今の私があります。

時間が心を癒してくれる

「時間が解決する」なんて無責任な言葉だと思っていたけれど、実際に私の心を癒してくれたのは“時間”でした。

失恋ソングをひたすら聴いたり、思い出の写真を全部削除したり、苦しみと向き合うことで少しずつ気持ちが整理されていきました。

婚約破棄は「フリー」になるチャンスでもあった

婚約破棄がなかったら、私は今の夫(当時はまだ出会っていない)と出会うこともなかった。そう考えると、あれは終わりじゃなくて、新しい人生のスタートだったんです。

当時は気づけなかったけど、「あの婚約破棄は必然だった」と今では確信しています。

自分を責めないことが前に進む第一歩

「私が悪かったのかな」と何度も思ったけれど、浮気したのは相手。もちろん自分にも反省点はあるけど、自分を否定する必要はありません。

感情を無理に押し殺さず、紙に書き出す、信頼できる人に話す、カウンセリングを受ける——どれも自分を守る手段です。


まとめ:婚約破棄が恥ずかしい気持ちは自然

婚約破棄を「恥ずかしい」と思う気持ちは、とても自然です。私自身も、恥ずかしさ、悔しさ、悲しみ、怒りと向き合う日々を送りました。

でも、時間が経てば心は確実に回復します。そして、破棄されたことで生まれた“空白”には、いつか必ず新しい出会いや未来が入り込んできます。

人生は長い。婚約破棄は、長い人生の中で見ればひとつの“通過点”。いま苦しんでいる方も、きっと笑って話せる日が来ます。焦らず、無理せず、自分を大切にしてくださいね。

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