婚約破棄のエピソード|人生のどん底!辛かった気持ちと乗り越えたリアルな話

婚約破棄・エピソード 体験談・心の整理

こんにちは。
今日は、私が経験した婚約破棄のことをお話しさせてください。


婚約破棄された。人生で一番つらかった日

30歳目前のある日。
約5年付き合った婚約者から、突然こう言われました。

「ごめん、別れたい」

…頭が真っ白でした。
何が起こったのか理解できませんでした。

両親には挨拶済み。
結婚式場も予約して、あとは式を迎えるだけだったんです。

「適齢期に結婚できてよかった」なんて浮かれていた時期でした。

それが一瞬で崩れていきました。


泣いて、すがって、それでも戻らなかった現実

もちろん5年の間、何度も喧嘩をしてました。
でも、まさかこんな終わり方をするなんて思いもしなかった。

感情がコントロールできなくて、大号泣。
「ごめん、全部直すから…!」って、必死にすがりました。

今思い出すと恥ずかしくらい泣きついてました。


“結婚できなかった人”になった気がして、婚約破棄を話すのがつらかった

いちばんつらかったのは、そのことを人に話すことでした。

両親には申し訳なさすぎて、なかなか言い出せなかった。

お祝いしてくれた友達にも、どう顔を合わせればいいのかわからなかった。

「結婚に失敗した人」「かわいそうな人」って思われるのが、何よりも怖かった。

惨めに見られるのが、とにかく恥ずかしかったんです。


婚約破棄後、一気に7kg減。

婚約破棄・エピソード

あの日から、食欲が一切なくなりました。
何も食べられなくて、気づけば1週間で7kgも痩せていたんです。

人間って、本当に食べないとあっという間に体が変わるんだと、ぼんやり思ったのを覚えています。

眠れない夜も続きました。
毎晩、スマホを握りしめたまま涙が止まらず、ただただ「婚約破棄 経験」「立ち直る方法」と検索を繰り返す日々。

SNSも今ほど活発ではなく、頼れる場所が少なかった頃。
私は、知恵袋で「同じような経験をした人」を探していました。
誰かの言葉に救われたくて、同じ気持ちの人を見つけたくて、必死でした。



連絡はすべて遮断。LINEもSNSもブロック

心の準備もなく、突然突き放されました。

LINEも電話もSNSも…全部ブロック。
連絡手段はゼロ。
相手の姿も声も、もう届かない。

音信不通の状態って、本当に心が削られるんですよね。


婚約破棄が恥ずかしい…をどう乗り越えたか

「私は失敗した」
「可哀想な人だと思われるのが怖い」

そう思ってました。

でも、知恵袋で「婚約破棄」って調べたら、私と同じような人がたくさんいたんです。

その時、初めて思えた。

「あ、私だけじゃないんだ」って。

ちょっとラクになれた瞬間でした。


「人生終わった」と思った時にできること

婚約破棄・エピソード

婚約破棄のあと、前を向こうなんて思えませんでした。
立ち直ろうとする余裕なんて、正直ひとつもなかった。

だから私は、とことん落ち込むことにしたんです。

毎日、イヤホンで失恋ソングを流して、夜の街をひとりで歩く。
家に帰ると家族がいて、心配かけたくなくて泣けなかったから、
外でひとり泣くしかありませんでした。

仕事が終われば、毎晩のように散歩。
どこに行くでもなく、ただ歩いて、泣いて、音楽を聴いて。
そんな日々が、しばらく続きました。

気づいたら、気持ちが少しずつ動いていたんです。
「このままでもいい」「無理に元気にならなくてもいい」
そう思えるようになったとき、ほんの少し心が軽くなった気がしました。

時間が解決する――その言葉が、はじめて現実になった瞬間でした。


婚約破棄の理由は相手の浮気だった。それでも自分を責めた

婚約破棄の理由は浮気でした。

裏切られた悲しみ、怒り、不信感。
いろんな感情が押し寄せてきて、2週間近く眠れませんでした。

正直、もう男性が信じられない…って思った。

でも同時に、自分にも原因がなかったか、少しだけ考えてみた。

「思いやり」や「感謝」が、長く付き合う中で薄れていたことに気付きました。

その気づきは、次の恋愛で絶対に生かそうと思いました。


婚約破棄してくれてよかった。そう思える今がある

信じられないかもしれません。
でも今の私は、本気で「婚約破棄してくれてよかった」と思っています。

理由はシンプルです。
今のパートナーは、私を心から大切にしてくれる人だから。

無理をしない。ぶつからない。
喧嘩もしないし、感情的になることもありません。

「相性が合うって、こんなに自然なんだ」と、初めて知りました。
どちらかが我慢したり、折れたりしなくても、穏やかに過ごせる日々がある。
そんな関係を築ける人が、この世界にはちゃんといるんだと思えたんです。

「喧嘩するほど仲が良い」なんて言葉に、ずっと縛られていたけれど、
それがすべてじゃなかった。

あの辛い経験があったからこそ、
自分にとって何が大切なのかに気づけました。


まとめ:婚約破棄のエピソードから学んだこと

婚約破棄は、本当につらい出来事です。
何も手につかない、何も楽しくない、そんな感じ。

けれど、どんなに深く落ち込んでも、時間は少しずつ、心を癒してくれます。
食べられなかった日も、眠れなかった夜も、全部が回復へのプロセスでした。

そして生きていればいつかこの出来事も笑って話せる日がきますし、
浮気や裏切りがあったとしても、そこから自分を取り戻すことはできます。
むしろ、「あの婚約破棄のエピソードがあったから、今の自分がある」
そう思える日が、きっと来ます。

今、つらさの中にいるあなたへ。
焦らなくて大丈夫。
少しずつでいい。ちゃんと、人生はまた動き出します。

そして、あなたの幸せは、ここからです。

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